こどもエコすまい支援事業が終了、住宅の新築で使える補助事業は?

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23年度のこどもエコすまい支援事業が終了

こどもエコすまい支援事業は、2023年9月28日の申請を最後に交付申請(予約含む)の受付を終了しました。途中で予算が追加されましたが、補助金申請額が予算上限に達したためです。

現在のところ、新築やリフォームで利用できる高額の補助事業はなくなりました。

こどもエコすまい支援事業に続く補助事業も発表されていません。補正予算が組まれるかどうかですが、新築の住宅に対応できる補助事業は地域型住宅グリーン化事業があります。

住宅の新築ならグリーン化事業もアリ

地域の工務店が建築する新築の木造住宅の場合、地域型住宅グリーン化事業という補助事業があります。条件にもよりますが、100万円以上の補助となり金額自体はこどもエコすまい支援事業よりも手厚くなります。

ただ、こちらも注意が必要で多くの地域では今年度前期の募集が終了しています。例外として、申し込み済みの物件でキャンセルがあった場合は対応できるかもしれませんが、確実ではありません。

それでも、12月頃に募集が始まる後期分を利用できる可能性は高いと思います。これから新築の住宅をご検討される方は、こちらの補助事業も参考にしてみてはいかがでしょうか。

あとは地方自治体などの新築・リフォームの補助事業もうまく活用したいところ。

例えば、愛媛県では新築の住宅に対して県産柱材のプレゼントを行っています。県産材を使うと住宅ローンの利子補給を受けられたりもしますから、木造住宅の新築を検討されている方は利用してみてはいかがでしょう。

今年度も12月1日から第3期の募集が始まる予定です。

住宅の建築費は高止まり

以前、建材の値上がりなどは定期的に行われています。ただ、一時期ほどの値上がりペースではなく、少し落ち着いてきた印象です。

木材は合板など、一時はウッドショック前の2倍以上に跳ね上がりましたが、現在は下がりはじめています。
サブロクといわれるサイズで、よく使われる針葉樹合板の場合、ウッドショック前は1枚1000円程度だったものが今年度の初めごろまでには2200円程度まで値上がりしました。それが、現在は1600円程度にまで値下がりしした。

円安や原油高で建材の価格が一部で高騰しているため、建築価格が下がるほどのインパクトはありませんが、ピークは越えた感もあります。まだまだ世界の情勢、金融市場の状況で今後どちらに転ぶかは予想できませんが…

まだ大きな金利上昇も見られませんので、現在新しい住まいをご検討中の方は、うまく補助事業も活用しながら計画を進められるといいですね。

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