丁番の種類はいろいろ。ホームセンターでも見つかる?
建物の建具(扉)はもちろん、家具でも丁番(扉を支える金具)が壊れてしまうことがあります。本当に種類が豊富で、初めて見る丁番に出くわすことも多くあります。
既製品の家具の場合には「その家具だけの丁番」ということもあり、交換することができないこともあります。
このRABBIT丁番も、一見すると既製品独特の変わった丁番に思えます。しかし、刻印されている「RABBIT」を検索すると、意外にもたくさんの種類(サイズ)があることに気が付きます。実は、ホームセンターでも販売されています。
かなりの種類がありました…。扉の厚みや取り付けてある側板のサイズによって、寸法がいろいろあるので悩んでいたのですが、とりあえずついているものを外したらサイズも刻印されていました。裏側で、普段見えないところです!
サイズがわからなければ外して現物持参がベスト!
なるほど、16x15というサイズですね。ちなみに、近所のホームセンターには丸い部分のサイズも2種類ありました。やはりこういう場合は、現物をもってホームセンターに走るのが正解ですね。
ほぼほぼサイズは同じように見えるのですが、若干ビス穴の位置が違っているようです。この場合、前のビス穴にねじが入り込むと、交換した丁番の位置が微妙にずれてしまいます。
そんな時は、前のビス穴をふさぎましょう。細い木材(つまようじが便利)を穴に差し込み、穴をふさぎます。
刺して、ポキッと折ると折れたつまようじが穴をふさいでくれます。これで、ビスが前の穴にずれ込むことを防ぐことができます。
同じサイズなら、単純に交換するだけで大丈夫。ドライバー1本あれば、できなくはありません。
ただ、注意したいのは複数個交換する場合。同じサイズを同じように取りつけても、微妙に角度が狂ったりして建てつけが悪くなる場合があります。
交換か、買い替えか。思い入れも判断材料
丁番で微調整することが難しいので、その場合は取付箇所を削って調整したり、ちょっと難しい作業が必要になります。あまり高価でない、思い入れもあまりない家具の場合は買い替えたほうがいいかもしれません。2つ3つ丁番が壊れた場合、残りの丁番も間もなく壊れてしましますから。
ということで、交換の難易度は高い作業になります。
DIY難易度:★★★
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