10月の消費税増税に伴ってスタートした「次世代住宅ポイント」の受付が、始まっています。
※12.14追記
当初は利用の出足が遅かった次世代住宅ポイントですが、ここにきて申請が増えているようです。次世代住宅ポイント対象住宅証明書の発行には、審査機関にもよりますが1か月程度時間がかかっています。さらに、ポイントの発行申請にも時間がかかります。
長期優良住宅など別途証明書がある場合は不要です。また、工事中の方も申請することが可能ですので、建築会社の方と相談をして早めの申請をおすすめいたします。
次世代住宅ポイントとは?
次世代住宅ポイント制度は、
一定の省エネ性、耐震性、バリアフリー性能等を満たす住宅や
次世代住宅ポイント事務局より
家事負担の軽減に資する住宅の新築やリフォームをされた方に対し、
さまざまな商品と交換できるポイントを
発行する制度です。
以前にも、省エネエコポイントなどの制度がありましたが、今回の増税に際しても住宅の取得やリフォームに際してポイントが還元されることになります。
新築や分譲住宅の購入、リフォームに際して対象商品(建材等)を選ぶことなど条件がいろいろあり、それによって取得できるポイントが変わりますが新築住宅で最大35万ポイントなど対象者にはありがたい制度になっています。
ポイントで得られる商品は?即時交換は無し
交換商品の詳細は、下記の次世代住宅ポイント事務局をご覧ください。「省エネ・環境配慮に優れた商品」や「防災関連商品」、「地域の振興に資する商品」などが次世代住宅ポイントのホームページに掲載されています。
ちなみに、これまでの省エネエコポイントなどでは「即時交換」といって追加工事などにポイントを充当できましたが、今回即時交換はできません。これが残念ですね。
何かしらの商品に交換しなければならないので上記の商品の中から選ぶことになりますが、家電やカーテン、インテリアなどの生活に即したものが人気になるのでしょうか。
最初にも触れましたが、実際に商品が届くのは引っ越しをして生活が落ち着いたころになると思います。冷蔵庫やエアコンなど引っ越し後すぐに必要になるものは、間に合わない可能性が高いのでご注意を。
※12.23追記
事前申請をしておけば、引っ越しのころに商品を受け取ることも可能です。ですが冒頭でふれたように、ポイントの申請や商品の交換に時間がかかりますので、着工のころには申請するくらいのスケジュールとなるでしょうか。
その際、工事中に仕様の変更などがあると最後に変更の届出なども必要になりますので、注意が必要です。
また、情報が入り次第、追記していきたいと思います。