令和3年11月の契約から適応予定
省エネ住宅の購入に、最大100万円の補助が受けられる制度が新設されます。
それが、「こどもみらい住宅支援事業」。まずは、期間に注目すると
令和3年11月26日から令和4年10月31日までに契約の締結等を行い、住宅を整備・分譲する事業者が所定の手続により事務局(今後国が選定)の登録を受け、その後に着工したものが対象。
国土交通省/こどもみらい住宅支援制度を創設します!
グリーン住宅ポイントに間に合わなかった皆さん!住宅の購入やリフォームを検討中の方にとっては、今年度の住宅関連補助事業がほぼ終了している中で朗報となるニュースです。
グリーン住宅ポイントより増額
しかも、補助額がグリーン住宅ポイントより増額されています。子育て世帯・若者夫婦世帯による住宅の新築の場合は、
1 ZEH、Nearly ZEH、ZEH Ready、ZEH Oriented 100万円/戸
2 高い省エネ性能等を有する住宅 80万円/戸
3 省エネ基準に適合する住宅 60万円/戸
現在新築されている住宅は、まず3の基準を満たしていますから60万円の補助を受けられることになります。
グリーン住宅ポイントの場合、同じ3基準の住宅の場合は30万ポイントでした。多子世帯や移住、3世代同居や災害リスクの高い地域からの移住の場合には30万ポイント加算され、合計60万ポイントになりましたが、加算ポイントを受けられる方は限られていました。
その一方で、今回は単純に3の条件で60万円が補助されるようです。
子育て世帯がに手厚い補助事業
今回の補助事業は、子育て世帯にとっては非常にありがたい制度になりそうです。
この事業で
子育て世帯とは…18歳未満の子を有する世帯
若者夫婦世帯とは…夫婦のいずれかが39歳以下の世帯
となります。
今回の報道発表資料によると、上記の方が住宅を取得する場合にポイントではなく現金で補助が受けられそうです。
住宅ローン減税の見直しなども行われるようですが、この事業に関しては住宅の取得やリフォームを計画中の方にはうれしい話題です。
最短で令和4年1月着工から対象に
気になる対象工事のスケジュールですが、令和4年1月中旬から、事業者登録が始まります。そこに施工会社が登録を済ませてから工事着手するものが対象となります。
事業者登録がいつからはじまり、どのくらいの期間がかかるのかは未定ですが、早ければ令和4年1月にも着工できる予定となりそうです。
場合によってはグリーン住宅ポイントよりも有利な条件となるため、11月に駆け込みで契約してまだ着工していない方の中には、契約を一度見直すケースも出てくるかもしれませんね。
詳細は、国土交通省の「こどもみらい住宅支援事業を創設します!」をご確認ください。